ボランティアで子どもたちの通学を交差点で見守っているご婦人のことをたまに書くが、彼女は天気予報を見ていないのか、信じていないのか、
「今朝はすこし涼しくて」
「やっと夏らしくなって」
などの次に続くのは、
「今日は晴れるのかどうなのか」
というセリフであることが多い
そして、
「カモメが海から遠い内陸を飛んでいるから」
「ツバメが低く飛んでいるところをみると」
「今日は山すそがかすんで見えるから」
雨が降るかも知れないなどなどと続く
きっと見ていたとしても天気予報を全面的には信頼していないのだろう。
それよりも、昔から伝たわる天気の予想の方がしっくりきているようだ
しかし、多くの場合、ご婦人が言う予想のほうが正しかったりするのである