この町の運転手さんは皆やさしく、様々な場面で人を優先してくれる。
幹線道路から脇道に入ろうとする車が何メートルも手前でウインカーを出しながら待ってくれたりするので、心の中では
「待たなくていいから先に曲がってくれぇ~」
と叫びながらも、にこやかに会釈しながら小走りで通り過ぎざるを得ない
信号のない横断歩道を渡ろうと立ち止まると、一台しか走っていない車まで止まってくれる。
こちらとしては、そのまま走り抜けてくれたらその後でゆっくり渡るつもりだったのに、わざわざ止まってくれるので心の中では
「止まってくれなくてイイのにぃ~」
と叫びながらも、にこやかに会釈しながら小走りで道路を横断するしかない
今朝もその横断歩道を渡ろうとすると、右から来る車が止まってくれた。
しかし、左からは数台の車が来ているので渡るのを躊躇していたところ、そちら側の車も止まってくれたので、心の中では
「な、何台とまってくれるんだぁ~」
と叫びながらも、にこやかに会釈しながら小走りで横断歩道を渡った
大阪に暮らしていた頃は目の前で電車のドアが閉まりかけても慌てて走って乗り込むことはなかったのに、北海道に帰ってきてからは心ならずも走るシーンが多いので困ってしまう