シリアで消息を絶っていた安田純平氏が無事帰国した件で、世間は彼の行動に対する自己責任論、擁護論が渦巻いてまだら模様になっている。
個人的にはどちらの論調にも賛成できない
日本政府が発信する海外渡航についての勧告や助言を無視した挙句に被害にあったというバッシングも間違っているのではないか。
かと言ってジャーナリズム云々で擁護する識者の意見もどうかと思う。
無事に帰国できたのは本当に良かったとは思っているが、日本政府に勧告や助言された時、家族や友人、知人から行くのは危険だと言われた時、きっと彼自身が自己責任論を展開し、命がけでやっている仕事だと大見得を切って現地に向かったに違いない
その彼は、その言葉通りに責任を持ち、その言葉通りに命をかけたのか
個人的にスッキリしないのはその一点だ。