情報漏洩に関する問題が続いている。
少し前のベネッセ 2070万件、日本年金機構の 125万件、東京商工会議所の 12,000件などなど枚挙にいとまがない。
以前まで無価値だったものに値がつく
個人情報もそうで、昔はほぼ全国民が電話帳に住所まで公開していたものだが、今は個人宅の住所など調べようがない。
これはデジタル時代の弊害と言えよう
アナログで管理していた時代、2000万件の個人情報などは A4の紙に細かな文字でビッシリ印刷したとして1枚100件が限度だろうから、計20万ページになるので持ち出すのは困難だ。
仮に持ち出せたとしても 2000万件を住所別に分けたりする作業、それを終えてダイレクトメールに細かな字を見ながら宛名書きする作業など誰もやらない
ところがデジタルデータであれば分類するのも印刷するのもコンピュータ任せにできる。
そんなこんなで個人情報が重用され、それに価値がついてしまったのだろう。