今年も健康診断が終わった
昨日から今日の胃カメラのことを考えると憂鬱になっていたが、今回の医師は操作がとても上手で苦しさも時間も半分以下で済んだように思う。
勝手な思い込みで、機器の操作は若い医師の方が器用にこなすと思っていた。
今日の担当医は同年代か少し年上っぽい風貌
これは辛い検査になるかもしれないと覚悟していたのだが、いざ始めるととても手際がよく、鼻からノドを通る際には
「おえっ」
となってしまったが、それ以降は体内にチューブが入っていることを忘れさせてくれるほどスムーズで、グリグリと動かされることなく検査は終了した。
いつもの所要時間は 10分前後なのに今日は 5分以下で終わったように思う
医師の所見では逆流性食道炎で胃と食道の境目に軽い炎症が見られるものの、傷も出血もポリープも見当たらないとのことだった
最後に医師が『おえっ』となる回数が少なかったことに対して
「胃カメラ受けるの上手だねぇ、毎年受けてるから慣れてるのかな」
と言ってくれた。
「いえいえ、先生の操作が上手だったんですよ」
と応えたかったものの、そんな気の利いたセリフは口から出ることもなく、
「えへへへ」
と照れ笑いしながら帰ってきた自分なのであった