散歩中はグズグズしていた天気だが、徐々に回復して日が差し込んできた。
今日は午後から晴れで気温も上昇し、湿気が残るので蒸し暑くなるらしい。
予想最高気温は 24度 
こんなんじゃあ暑いなんて言えない。
ジメジメを除けば実に快適な温度ではないか。
今日はとうとう窓すら開けなかった。
朝から断続的に雨が降っていたこともあるが、何せ涼しいのである。
いや、ともすれば寒くすら感じるくらいだ。
裸足でウロウロしていると足先が少し冷たくなってくる。
半そで、短パンでウロウロしていると腕や足が冷えてくる。
聞けば大阪は連日 30度を超えているという。
少し懐かしくもあるが、やはり涼しいほうが自分には合っている。
もう二度と大阪で暮らすことはできないだろう。
今日は小雨の中を歩いて買い物に行き、スーパーでウロウロしていると携帯が鳴った。
『雑感』 担当者からだった。
「大丈夫？今、土砂降りだよ。」
「もう小雨が降っていたから、傘さして歩いてきたから大丈夫。」
「土砂降りが落ち着くまで、スーパーにいた方がいいよ。」
「わかった～。」
出入り口から外を見るとかなり降っていたので、しばらくスーパーの中をウロウロしていたが、冷房が効いていて寒くなってきた。
もう限界！と思って帰ろうとしたら、雨も弱くなってきたので、急ぎ足で帰ってきた。
大阪であろうと、北海道であろうと、どこでもスーパーは寒いと実感した 
今日は涼しいどころか寒いくらいだ。
昼間は窓を開けていたが、夕方には寒くなって閉めてしまった。
北海道の夏はこんなものだろう。
いや、こんなものか 
こんなものに違いない。
本当にこれが夏なのか
何せ十数年間も離れていたので思い出せないのも当然だろう。
いや、歳のせいなのか
長く離れていたかに違いない。
本当にそれだけなのか
・・・・・・・・・・・・・・・。
アメリカに残っていた 次兄 の荷物が届いた。
バッグを開けると、次兄の匂いがする 
次兄の匂いは独特で、体臭とかそういうものではなく、「きっとアメリカの水か洗剤の匂いなんだろうね。」と、義姉と話したことがある。
匂いと言えば、そろそろ私たちも大阪の匂いが薄れてきているかもしれない。
確かに暑くなってきたが、朝晩は涼しいので助かる。
寝苦しい夜などまだ一度も経験していないし、暑くて目覚めることもない。
午前中に仕事の都合で外出してきたが、日が照っているのに自転車で風を切ると涼しい。
北海道にしては湿気があるので少し蒸した感じがするが、それもたかが知れている。
そう、大阪に比べれば・・・
いくら北海道とは言え、今日は暑い。
これまでにも何度となく、「扇風機を出そうか？」と『雑感』 担当者に聞いているが、「いや、大丈夫。」との答え。
その後は必ず、「大阪に比べたら・・・」という会話になるのであった。
さすがに散歩をすると暑く感じるようになってきた。
いくら北海道とはいえ、これから本格的な夏である。
第一の散歩コースは広い公園の中を歩くのだが、主に芝生が敷き詰められた場所であり太陽光をさえぎる物がないので、これからの時期はジリジリと照りつけられることになってしまう。
第二コースは小川沿いの桜並木の中に設けられた遊歩道なので木陰の中を歩くことができる。
しばらくは主に第二コースを歩くことにするか、第一コースを少し変更して雑木林の中を通過するようにした方が良さそうだ。