絹ごし豆腐は、絹の布でこしたように細かい肌目をしているため、そう名前が付いているだけで、木綿豆腐とは違い、絹でこして作っている訳ではないということは知っていた。しかし、絹ごし豆腐の多くは"にがり"を使わずに、凝固剤で固めているものが大半である、ということは知らなかった。
そうであるならば、どんな凝固剤を使っているのか、また木綿豆腐は本当に"にがり"を使っているのか、お店の豆腐売場で色々見てみた。木綿豆腐は、塩化マグネシウム(にがり)などと書かれているものが多かった。絹ごしは、凝固剤または何やらカタカナで書かれていたが、お店で覚えきれるはずはなく、家に戻ってからネットで調べてみた。
ある豆腐屋さんのサイトを見ると、絹ごし豆腐は硫酸カルシウム・グルコノデルタラクトンという凝固剤を使って固めていると載っていた。「
レッテル-しってる?」で確認すると、確かに
硫酸カルシウム、
グルコノデルタラクトンというものが載っていた。
少し時間をかけてお豆腐屋さんや豆腐組合のサイトを見てまわり、とても勉強になった。なかには豆腐を使ったレシピを紹介しているものもあり、作ってみたいと思うものもあった。こんなことならば、お店でパーケージを眺めるだけでなく、買ってくれば良かったと後悔している。