その印鑑登録に行ったときの出来事。
目の前のカウンターでは若い男性が仕事をしていた。
そこに中年の男性がやってきて書類を出し、その職員に何やら聞いている
記入する内容を確認するために職員は立ち上がって書類をのぞき込み、
「それじゃあお待ちください」
と座ろうとしたが、キャスター付きのイスはコロコロと移動していた
対応してもらっていた男性と隣の席の女性職員の
「あ~っ 」
という叫びも虚しく、若い男性職員は見事にひっくり返り、カウンターからは彼のサンダルを履いた両足だけが見えていた。
事務的な会話だけの市役所内に爆笑が響き渡り、ちょっとだけ和やかな雰囲気になったのは言うまでもない