人間に慣れた生意気なカラスが、すぐ近くを歩いても逃げないのは見慣れた光景だ
ところがこちらの場合、スズメがすぐ目の前で餌を食べ、手を伸ばせば届きそうな場所にとまってチュンチュン鳴き、ツバメも人間の周りをヒュンヒュンと旋回し、足元ではカモが丸くなって眠ったりしている。
名前も知らない羽の白い鳥、体の黄色い鳥、色は地味だが泣き声の美しい鳥、すべて人のすぐそばを飛んだり目の前の芝生や木の枝で羽を休めている。
それは人間に慣れているのではく、どうやら警戒心というものがないらしい
大阪帰りの自分たちは、そんな大胆な鳥たちに少しドギマギしながら散歩したりしている。