自民党の総裁選は派手に打ち上げてカーニバル状態にまで盛り上げ、国民の関心を一気に惹きつけて解散し、衆議院選挙を有利に戦おうとする常套手段だったと思われるが、今回は完全に目論見が外れたようだ。
ここにきて大相撲を震撼させる大麻問題、国民や農水省を震撼させる汚染米問題、東アジアを震撼させる北の将軍様の健康問題、全世界を震撼させるアメリカ金融危機問題などが怒涛のように押し寄せ、マスコミは自民党のことなど相手にしているヒマがない。
民主党はここぞとばかりに刺客作戦などを発動し、話題をさらうことに成功している。
次の自民党総裁、つまりは総理大臣に誰が選ばれるのか分からないが、この調子だと近々に解散選挙に踏み切るのは難しいのではないだろうか。