散歩道にある桜が紅葉している。緑色が黄色、それから赤へと変わり、目にも鮮やかに映る。桜というのは蕾の膨らみで春を予感させ、咲いて人の目を楽しませ、そして紅葉で目の保養をさせてくれ、本当に何と偉いのかと感心してしまう。足元で落ち葉がカサカサと音を立てる感覚を楽しみながらの散歩が、少しのあいだ楽しめそうだ。