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雑感何となく感じたこと雑感何となく感じたこと

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2000年11月

クリスマス クリスマス

 TV の CM、街のディスプレイや BGM などは、すっかりクリスマス・モードに入っている。

 これでも子供の頃は純粋な心を持ち合わせていたので、サンタクロースは実在すると思っていた。実在しない事を認識したのは何歳の頃だったのか正確な記憶が無いが、いつのまにかクリスマスは楽しみなイベントでなく、単に年末が近づいてきたな〜という感じになってしまった。

 子供にとってこの時期は、クリスマス、大晦日、お正月と大きなイベントが目白押しで楽しみでしかたなかった。クリスマスには当時サンタからの贈り物と信じていたプレゼントが届き、大晦日は夜遅くまで起きていても叱られる事がなく、正月にはお年玉までもらえるという嬉しさの波状攻撃なわけだ。

 サンタは実在しないと認識する年齢になったらなったで、今度は色気づいてクリスマスは特別なイベントへと変化する。そして、それも過ぎると単なる年末行事へと成り下がってしまうようだ。他のイベントとは違い”聖”なる感じがするのは事実で、清い心になるのも事実だが、年末という事で何となく気ぜわしいのもまた事実である。

 この時期、BGM はクリスマス・ソング一色となるが、聞こえてくる曲は毎年同じものばかりなのが少し寂しい。邦楽では山下達郎の「クリスマス・イブ」、松任谷由実の「恋人はサンタクロース」、甲斐バンドの「安奈」と、冬の定番としてすっかりお馴染みの広瀬香美などで、10年以上も変わらずに使われつづけている曲が多い。

 10年以上の間で定番化した曲が 3曲程度という事は、クリスマスらしい曲は 3〜4年に 1曲しか生まれないという計算になる。それほど定番の曲として世に認められるのが難しいのか、日本人の血筋ではクリスマスらしい曲を作るのが難しいのか。

 クリスマスを意識した曲は、毎年何曲くらい発表されるのだろう。一発当てると何年間も使われるので良い”稼ぎ”になるのではないだろうか。自分に作曲の能力さえあれば、毎年この時期にクリスマスを意識した曲を 100曲くらいリリースして「ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる」方式を狙うと思うのだが・・・。

2000 / 11 / 25 (土) ¦ 固定リンク

喫煙者 喫煙者

 最近は喫煙者に対する風当たりが強い。公共の場はもちろん、飲食店でも喫煙できる席が少なくなってきている。

 自分では「マナーの良い喫煙者」のつもりでいる。禁煙とされている場所では絶対に吸わないし、道路をくわえタバコで歩く事もしていない。いざという時のために携帯用の吸殻入れも持ち歩いているからポイ捨てもしていない。

 たしかに喫煙者の中にはマナーの悪い人もいる。駅のホームで吸っていたり、ホテルのロビーをくわえタバコで歩いたり。靴を履いたまま歩ける場所はすべて外と同じと思っているようだ。そのせいで、ますます喫煙者の立場が悪くなっていることに自分で気が付かないのだろうか。

 タバコを吸わない人にとって煙が迷惑だったり、ニオイが不快感を与えたりしているのは分かっているので、とくに食事の席での喫煙は同席者に気を使う。自分が吸わなくても周りの煙だけで健康を害すると云われているので嫌煙者と隔離されても仕方ないとも思っている。

 そんな事なら禁煙すれば良いと言われそうだが、喫煙を始めてから今までの間、一度たりともやめようと思った事がない。それどころか「やめるもんか」とさえ思っている。人からは意志が弱いから禁煙できないのだろうと言われるが、絶対にやめない!という意志が強いのである。

 実際にやめる自信がないのも事実ではあるが・・・。国内を移動する乗り物程度なら長くても 3時間位なので平気だが、アメリカまでの 10時間は辛いものがあった。行きはフライト時間の関係から多くの時間を寝て過ごしたので問題なかったが、帰りの飛行機は地獄だった。なるべく寝ていようと思ったのだが、人間寝てばかりはいられないようで、我慢している時間がとても長かったのである。

 飛行機や飲食店などが禁煙なのはかまわないが、JRまで禁煙席が多くなっているのは腹立たしい。タバコの税金を過去の国鉄時代の借金返済に充てているくせに、喫煙者に対する仕打ちがひどいように思う。我々”お客さん”に断りもなく値上げする JT や、勝手に税金を高くする国ににも腹が立つ。やはり喫煙者はいなくなった方が良いと思っているのだろうか。

 日本での喫煙者の割合が年々下降傾向にあり、これからも益々”カタミ”が狭くなっていくのだろうが、今のところ「絶対にやめない」という意志は強いので最後の一人になるまで吸いつづけてやろうと考えているのである。

2000 / 11 / 19 (日) ¦ 固定リンク

原人と異星人 原人と異星人

 なんだかよく解らない”おっさん”が自分で埋めた石器を”発掘”していたことで大騒ぎになっている。それはさておき・・・。

 今でも発行されているのかは知らないが、「化学もどき雑誌」には幽霊、宇宙人、ムー大陸、アトランティス大陸、地球空洞説、”月”宇宙船説などなど、子供が興味を持ちそうな内容が盛りだくさんだった。

 最近のドキュメンタリーを見ていると、それらの説が次々に否定されている。人類の起源はアトランティスにあり、そこから旅立った人たちが各地に文明をもたらしたという説も、各文明が栄えた時代に数千年の”差”があるため、大陸沈没時に脱出したアトランティス人が各地に避難したという内容には信憑性がないと言われている。

 原人からある種の文明に至るまでの記録がないため、ピラミッドに代表される石の建造物などは宇宙人から知恵を授かってなし得たという説もある。ナスカの地上絵も宇宙船から見えるように描かれたとも言われている。科学者などは、はなからバカにしてとりあってくれないが、夢としては面白い説だと思うし、できれば宇宙人が存在して欲しいと考えている。

 自分のような悪い頭では理解できないが、とってもややこしい計算で導き出された結果では、全宇宙に生命が存在する可能性のある惑星が数千万から数億あるという。

 その中に地球より文明や科学が発達した星があっても不思議ではないと思う。むしろ、その中で地球人の文明や科学が一番発達していると考える方が不自然であり、地球人の”うぬぼれ”でしかないのではなかろうか。

 いくら笑ってもらっても結構だが、宇宙人飛来説を否定する前に、古代文明が残した壁画や彫刻にある、人間とは思えない生物や古代にはありえない乗り物が宇宙人や宇宙船以外の何であるかを説明してほしい。

 確かに、巨大建造物などは突如として出現したのではなく、数百年にわたる試行錯誤のうえに完成したものであるのは発掘された物証からも明らかなのであろうが、その発掘された建造物に描かれている”地球上の”生き物や乗り物ではないと想像されるものは、いったい何なのであろうか。科学者達は、古代人の空想として終わらせるつもりなのであろうか。

・・・・・。宇宙人や、飛行物体を古代人が空想できるはずがないと思うこと自体が、現代人の”うぬぼれ”なのかもしれないが・・・。

 とにかく、可能性が完全に否定されるまでは、宇宙人は存在してもらいたいし、彼らが UFO に乗って地球に遊びに来ていると思いたい。また、ぜひにも遊びに来てほしいと願っているのである。

2000 / 11 / 12 (日) ¦ 固定リンク

ひねくれもの ひねくれもの

 雑感を読み返してみると「誰々のファンではないが」という記述が多い事に気がつく。

 思い返してみると、子供の頃からスポーツ、芸能界関係を含めて特定の人のファンになった事がない・・・。性格的にひねくれているのか、ハヤリモノは拒絶する傾向があるようだ。

 年齢がバレてしまうが、子供のころに全盛期だった”花の中三トリオ”こと山口百恵、桜田淳子、森昌子。新御三家だった郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎。その他モロモロのアイドルがいたが、特定の誰かを好きだったこともない。その後も芸能関係、著名人で入れ込んだ記憶が全くないのだ。

 今になって冷静に考えてみると、有名になる前は熱心に応援しているにも関わらず、その対象が有名になってしまうと途端に興味がなくなってしまうことが数多くある。それは”人”に限らずすべてにおいて当てはまっているようだ。

 芸能界で言うと、古くはサザンオールスターズ。友人達はコミックバンドと思っていたらしいが、根底に流れるモノ悲しげな曲がたまらなく好きだった。とろが「いとしのエリー」で一躍メジャーになると好きなことに変わりはないが、入れ込み具合が半減してしまう。

 若い頃に読んでいたマンガでは「Dr.スランプ」や「北斗の拳」。連載開始直後は必死になって読みふけっていたが、TV 化されて爆発的な人気になると興ざめしてしまう。

 それは有名人にとどまらず、服飾のデザイナーやブランド、小説家、お笑い芸人などなど物事すべてにおいて同様である。

 ここで自分の性格を冷静に分析してみると、きっと「反体制主義なのであろう」という結論に達する。とにかく”一番”は好きになれない。ビール業界で言えば、シェア No.1 を誇っているアサヒよりもキリンを応援したくなるし、NTTグループよりも KDDI グループを応援したくなったりする。

 たまたま TV を見たときに野球の中継をしていれば、それがプロ野球、高校野球を問わずに負けている方を応援したくなるし、マラソンの中継であれば 2位の選手を応援したくなる。

 そんなこんなで、世の中の流行に興味がない自分はきっと、他人からは「ひねくれもの」と見られるに違いないと思いつつも、「性格だからしょうがないや」と開き直ることにしているのである。

2000 / 11 / 04 (土) ¦ 固定リンク

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