自分解体新書 - 17 -

自分解体新書 ~目次~

■ 足裏 その2

足の裏が痛くなり始めて一年余り。

医者に診てもらったところ疲労性の痛みだと言われ、運動を控えるようにとの指示を受けたが誤診ではないかと疑っている。

なぜなら昨年末から新年にかけて散歩もせず、室内運動もせずゴロゴロしていたのに一向に痛みは治まらなかったし、勧められたサポーターを装着していても改善は見られなかったからだ。

ところが今年のはじめをピークに少しずつ痛みが軽くなって今はさほど気にならない程度まで改善しており、ピーク時の痛みを 10とすれば今は 2くらいに落ち着いている。

なぜ、何が原因で痛くなり、なぜ自然治癒しかかっているのか分からないが、このまま完治してくれることを願っている。

■ まつ毛 その3

11月にその存在を確認した白いまつ毛だが、実はまだ右目の隅で頑張っている。

白いまつ毛は抜けやすいのか、過去に生えたものは気づかないうちに数日でなくなっていたのに今回のやつは実にたくましい。

最初はチラチラと視界に入って邪魔だったものの、今となっては慣れてしまって気にならなくなっているので、このまま順調に生育して次に生えてくる白いまつ毛と初の 2本、初の両目とかになったら少し盛り上がって楽しいのではないかと思わないでもないが、そんなことで喜ぶのは自分だけであって世間的には何の面白味もないことだったりするのが残念なところだ。

■ 胃

数カ月前、息苦しさで夜中に目を覚ました。

胸が燃えるように熱く、唾液を飲み込むことすら辛い状態で、一瞬は何が起こっているのか分からなかったが、努めて冷静になってみると普段の 10倍くらいひどい胸焼けのような感じであると思われた。

胃酸が逆流して食道付近まで上がってきている状態で、横になっていると余計につらいので布団を抜け出して部屋の中をウロウロと歩き回っていたところ、10分くらいで何とか治まったので再び布団に入って目を閉じる。

しかし、またすぐに胸が熱くなってきたので部屋の中をウロウロしていた。

それから数週間後、再び同じような症状に襲われて寝不足になったりしたので内科の定期健診の際に相談すると、胃酸を抑える薬を一週間分ほど処方してくれたので飲み続けたのだが、実は不快感を覚えた時にだけ飲めば良いものだったらしい。

それは 3カ月後の検診で教えられたのだが、医者から追加の薬を処方するか問われた際に、不思議なものであれから一度も発症していないことを伝えた。

それでも念のためにと処方してくれたが、妙なものであれ以来パッタリと症状が表れないので、まだ手付かずのまま薬は残っている。

■ 大腸

先週の雑感にも書いたが、健康診断の結果で大腸がんの精密検査を受けよとの連絡があった。

検便の結果で便潜血が認められ、その数値が 157ng/mlなので大腸がんの可能性があるため精密検査すべきとのことなのだが、ネットで調べた結果では数値が 100~300では大きな病変はなく、500以上である程度大きなポリープなど、1000を超えると癌を強く疑うということだ。

100~300で大きな問題がないのであれば精密検査などという大げさなことをしなくても良さそうなものだが、『お買い物日記』 担当者の母、自分の父、『お買い物日記』 担当者の父に続いて兄と 4人続けてがんで亡くなっており、さらには 『お買い物日記』 担当者本人まで子宮体がんを患ってしまったという経験から、早期発見の重要性を十二分に理解し、痛感している。

2年前の健康診断で胃壁の生検と病理検査をされたのも少し大きめのポリープがあったからで、今回も大腸にポリープがあるのであれば早めに切除しておく方が良いのかもしれない。

しかし、少し前に義兄も大腸検査、ポリープ切除を行ったのだが、前日からの下剤服用による準備が大変だったと聞いたので気が進まず、年明け早々にある内科の定期健診の際に精密検査の必要性を聞いてみようと思っている。

そこで心配ないということであれば、来年の健康診断まで様子をみられるのだが。