自分解体新書 ~目次~
■ 毛髪
とうとう毛が薄くなってきたように思う。
白髪化は確実に進んでいると自覚しているが、最近は本数も減少傾向にあるようだ。
黒髪より白髪のほうが光の加減で地肌が見えやすいのは当然だが、それほど薄くなっていないと思っていた髪の黒い部分まで地肌が目立つようになってきているのである。
それほど抜け毛が多くなったわけでもないのに本数が減るということは、新しく生えてくる毛が少なくなったということであり、これは確実に老化現象の一つであろう。
昨年末、となりの店に髪を切りに行った際、散髪後のシャンプーをしてから頭を見て驚いた。
髪が短くなったこともあり、余計に頭皮が目立つようになっているではないか。
以前から頭髪が薄くなった場合には、9:1に分けるとか、バーコード頭にするなどの無駄な抵抗はせず、思い切って短髪にしてしまうか剃ってしまおうと心に決めていたのでお兄ちゃんにその旨を伝えたのだが、まだ大丈夫だという答えだったのでしばらくは髪型を変えずにいこうと思ってはいる。
しかし、それほど遠くない将来、坊主頭に近いくらいの短髪になる日が確実に来ることだろう。
■ まつ毛 その4
世間的には珍しくても、もう自分の体にとっては珍しいことではなくなったので独り言にも書いていないのだが、数日前から左目に白いまつ毛が生えている。
以前は数年に 1度、近年は春と秋に 1本ずつの年に 2度のペースで生えていたのだが、昨年からは年に数本のペースになり、今年はもう 1月から生えてきてしまった。
この調子だと今年はどれほどのペースで白いまつ毛を目にすることだろう。
■ 目 その4
視力低下も確実に進んでいる。
メガネを購入したのは 2009年11月のことなので、すでに 5年以上が経過しており、その間に徐々に視力が低下したのだろうが、最近はメガネをしていてもテレビの細かい部分が見づらくなってきた。
海外ドラマや映画の字幕程度の大きさであれば不自由なく読めるのだが、プロ野球中継で画面端に表示されるスコアはちょっと辛い。
パソコンでの作業も細かなことをする時は、知らず知らずのうちに顔を画面に近づけているので度が合わなくなってきているのだろう。
そろそろ新しいメガネを作るべきか、まだひどく不便な思いはしていないし、これからも視力低下は進むものと思われるので、もう少し度が合わなくなるまで使い続けるべきか判断が難しいところである。
■ 膀胱 その2
2年前にも書いたが、夜中や朝方に目が覚めてトイレにいく状況は相変わらずだ。
朝までぐっすり眠りたいと思って医師に相談したが、いわゆる加齢性の症状とは異なるようで、もしそれであれば尿意を催してトイレに行ってもそれほどの量は出ないのだそうだが、自分の場合は尿意に比例する量が出る。
つまり、それだけ膀胱に溜まっているので尿意がして当然であり、それは加齢性の頻尿(ひんにょう)とは違うらしい。
では、就寝前に排尿しているにも関わらず短ければ就寝後 2時間程度で膀胱が一杯になってしまうのはなぜなのかと言えば、医師の指示で 1日に 2リットル以上の水分を補給するように心がけており、それを夜まで続けているからだろう。
夜中のトイレを回避するためには夜になる前、夕方までに可能であれば 2リットル、せめて 1.8リットルくらいは摂取を完了しておかなければならないのではないか。
それはそれで辛いものがあるが、試してみる価値はあるかもしれない。
■ 足裏 その5
何年も右足裏の痛みは続いていたのだが、それが徐々に軽減されて気がつけば痛みが消えていた。
つい先日、室内運動の最中に 『お買い物日記』 担当者に足裏は痛くないのかと聞かれ、はじめて長年続いていた痛みが消え去っていることに気付いたのである。
痛みが強くて病院に行って診てもらったのが 2012年のことなので3年弱も苦しめられたわけだが、痛みの原因も不明なまま、治療もしないまま症状はなくなった。
痛みが消えたのは喜ばしいことだが、原因が不明なだけに何をしてしまったら再発するのかも分からず、気をつけようがないのが困りものである。