今年も残すところ明日からの 4日間だけとなってしまった。
昨年の雑感にも書いたホテルでの昼食バイキングにはまだ行けていない。
今年も何度かはホテルの Webページを調べて週替りバイキングの内容をチェックしたりしていたのだが、いつでも行けるという近さと気軽さが逆に災いしてグズグズしているうちに料金が値上がりし、週替りだったメニューも 2週間ごとになってしまった。
そもそも最近は意図して食事の量を減らしており、バイキング形式の食事をしてもたくさんは食べられないので元を取るつもりで挑むことはできない。
ずっと腹十二分目になるほど食べていたのだが、年齢とともに基礎代謝も落ちており、運動量も減ってきているのに大量摂取している場合ではないということで量を少しずつ減らしたのである。
今となっては外食をしても、出される量が多くて食べきれないことも多くなってきたが、不思議なことに麺類だけは別腹で、月イチのラーメン屋さんではラーメンの他にミニ炒飯も食べてしまう。
家で休日に麺類を食べるときも 『お買い物日記』 担当者と二人で 3-4人前の麺を食べることも珍しくない。
それでも普段の昼、晩御飯は少しずつ量を減らして今では若いころの半分程度しか食べていないものと思われる。
最初の頃は量が少なくて食べた気がしなかったり少しさみしい気がしていたが、最近はそれに慣れて十分に空腹は満たされるようになった。
ただし、次の食事の前には腹ペコ状態になっており、「ガルルル」 と野生に返ってしまいそうなほどなのは相変わらずだが。
それでも使う予定のないエネルギーを必要以上に摂取することはないし、それでやせ細ってしまった訳でもなく、むしろ体重は増加傾向にあるので量的にはこんなものなんだろうと思う。
この歳になって必要以上に摂取すれば、いわゆる生活習慣病のリスクが高まってしまうだろうし、そうなれば逆に好きなものも食べられなくなってしまうであろうから、少し量を減らしてでも好きなものを美味しく食べるのが良いだろう。
とくに健康や体型を気にして食事を控えている訳ではないが、『お買い物日記』 担当者が大病をし、自分も心臓に難を抱えているので病気のリスクはヘッジしたいと考え、毎年の健康診断、目や歯の検診は欠かしたことがない。
昨年(2013)末の健康診断で血便が認められ、精密検査を受けるように勧告されてしまった。
ネットで調べると血液量は最低ランクで大腸がんのリスクは極めて少ないとのことで、若いころであれば会社の健康診断で問題があったとしても放っておいた自分でもあることだし、リスクも少ないとなれば精密検査の勧告など無視していただろうが、この歳になり持病を抱える身としては多少の不安が胸をよぎる。
おまけに 『お買い物日記』 担当者の病気の一件から、どんな種類のがんであれ早期発見、早期治療が最も重要であり、それ以外に最善の手はないと思い知らされているので、なおさら精密検査の重要性を認識せざるを得ない。
そんなこんなで翌月の通院の際に担当医に相談し、今年(2014)の 2月に大腸がん検査をする運びとなったのである。
結果は複数のポリープがあるもののがん化のリスクは高くなく、2年に一度程度の検査を受けていれば問題はないとのことだった。
そうやって検査によって白黒ハッキリさせておけば余計な心配もせず、不安を抱えることもなく生活を送れるので精神衛生上もよろしいのではないかと思う。
そして今年の健康診断、今度は 『お買い物日記』 担当者の胃にポリープの疑いが認められたので、それもさっさと精密検査を受けることにして健康診断の結果を受け取った翌月には胃カメラを飲むことにした。
その結果も問題なしで、がん化どころかポリープそのものがなかったのである。
バリウム検査の結果を見た 2人の医師の 1人はポリープではないだろうとの所見だったものの、もう 1人の医師の念のためという申し出によって精密検査の勧告となったらしい。
その検査には決して安くはない費用が発生し、『お買い物日記』 担当者も少なからず不安だっただろうが、我が家としては念のためと言ってくれた医師を評価したいと思う。
この手の病気で一番恐ろしいのは、たいしたことはないだろう、きっと大丈夫だろうと策を講じず、病気が進行、手遅れになってしまうことだ。
それを避けるには、どんな些細な事でも医師に気になる点があるのであれば患者、被検者に伝えるべきだと思うし、勧告を受けたなら素直に従って精密検査を受けることが重要だろう。
今年は二人揃って精密検査を受けることになってしまったが、問題は見つからなかったので安心して新年を迎えることができる。
上を見ればきりがないが、来年も大きな病気をせず、少しずつでも好きなものを美味しく食べられることをささやかに願いつつ今年の雑感を終わろうと思う。