年末商戦が始まったが、青紫色半導体レーザー世代の光ディスクの規格争いはソニーが主導したブルーレイディスク (Blu-ray Disc) が圧倒的に優勢だ。
東芝が主導した HD-DVD との差は開くばかりで、シェアは 90%に達している。
遥か昔のビデオ規格 VHS vs. β の争いを見ているようだ。
現在の主流である DVD は複数の規格が混在したままとなっているが、このままの勢いだと次世代はブルーレイで決まりか。
ソニーはビデオ規格で VHS を主導したビクターに完膚なきまでに打ちのめされた経験があるので、今回は用意周到に事を進めたのだろう。
消費者側としては、規格が一本化した方が嬉しいので早く勝敗を決してほしい。